2024/10/10
日本のSDGsの達成度と今後の課題
SDGsという言葉は私たちの生活の中で親しみやすい言葉になり、定着しつつあります。
世界各国と比較した日本のSDGsの達成状況はどうなのか?果たして2030年までに日本はどのような行動をとればいいのか?
みなさんと一緒に考えたいと思います。
現在のSDGs達成度世界ランキング
持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)は持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標に対する達成度を数値化したものを国・地域別に示した「持続可能な開発レポート」を発表しております。
こちらの発表では、17の目標ごとのスコアを知ることが可能です。各国どの目標のスコアが足りていないのかを把握することができるので、目標達成に何が不足しているのかを見極めて、活動していくことが可能です。
2022年の順位を見てみると、163カ国・地域のうち日本は19位と前年と比べて1つランクを落とした。多少の順位変動はあるものの1位フィンランド、2位デンマーク、3位スウェーデンと上位は北欧の国々となっております。
達成目標と未達成目標
目標のうち「(目標4)質の高い教育をみんなに」「(目標9)産業と技術革新の基盤を作ろう」「(目標16)平和と公正をすべての人に」の3目標が、達成済みと評価されました。
「(目標5)ジェンダー平等を実現しよう」「(目標12)つくる責任、つかう責任」「(目標13)気候変動に具体的な対策を」「(目標14)海の豊かさを守ろう」「(目標15)陸の豊かさを守ろう」「(目標17)パートナーシップで目標を達成しよう」の6つの目標については、主要課題が残る(未達成)と評価されている状況です。
今後の日本の課題~2030年に向けて~
世界的に見ると、日本のSDGs達成度はそれほど低くありません。しかし、ジェンダー平等や気候変動面では軒並み欧州に差がついている状況です。
国や自治体の力だけでは到底目標達成ができないため、企業にも具体的な対策が求められています。
現在我々MIRAIHOMEではSDGsの活動の一環として、ミライレンジャーという活動を行っております。詳しくはこちら
もちろん企業だけでなく個人としてもできることや、意識を向けることが大切になってきます。世の中の人それぞれが、普段の生活でちょっとしたことでもSDGsを意識して取り組んでいけるといいですね。